初めてパーキンソン病と診断されたQ&A

パーキンソン病先輩の声を参考に

パーキンソン病100人インタビュー第4弾は、診断後1年目8カ月のじゅんちゃんです。

じゅんちゃんは毎週ロックステディボクシンのクラスだけでなく、クオーターテニス・体操・卓球・ロックステディボクシングなど積極的に運動を取り入れています。彼女の経験や思いをシェアしてくれています。


パーキンソン病は改善するの?

パーキンソン病は進行性の神経伝達物質である脳内のドーパミンの量が減少する病気です。なので、年月と共に徐々に悪化してしまう病気です。しかし進行のスピードは個人差もあり、適切な治療法や運動などにより20年でもそれ以上経っていても上手にコントロールしながら生活出来ている人も沢山いらっしゃいます。

パーキンソン病は完治するの?

残念ながら、今の段階では完全な治療法はなく完治する病気ではありません。

しかし、沢山の研究を積み重ね症状を緩和したり改善したり出来る、対処療法としては随分進歩しています。研究分野でも力を入れているのが、投薬と運動の組み合わせで進行が緩やかになったり、今までよりも症状が改善したりと良い報告があります。

ですので、現在はパーキンソン病と上手に付き合いながら自分らしく生活する事を大切に考えられています。

完全な治療法や治療薬を発見するために、日々研究はすすんでいます。

その研究費のために、チャリティーイベントが世界中で行われています。

運転は続けても大丈夫?

仕事や生活環境によっては運転が必要な方も多いと思います。パーキンソン病と診断されたからと言って、すぐに運転をやめなければいけない分けではありません。ただ、気を付けないといけないポイントは、服用する薬によっては突然の眠気が副作用で起こる薬もありますので、主治医と今のライフスタイルや仕事の事をしっかり説明して、今の状態にあった薬を処方してもらいましょう。 

仕事は続けても大丈夫?

パーキンソン病と診断されたからと言って、すぐに仕事をやめなければいけない分けではありません。仕事の内容や職場のサポートがあれば、定年退職出来るくらい働けている人もいます。もちろんその仕事の内容は大いに関係しますので、一概には言えませんが、診断されたからと劇的に数か月で状態が変わるわけではありませんので、主治医と話し合いながら解決していきましょう。

運動はした方がいいの?

最新の研究では、定期的にしっかり運動する事でパーキンソン病の進行を遅くし、薬と同等に運動が大切であるとの結果が報告されています。海外では運動は薬を服用するのと同じくらい大切だと、医師からも伝える事が標準化してきています。なので、海外では太極拳、水泳、ヨガ、サイクリング、ダンス、卓球やボクシングのように、パーキンソン病に特化したフィットネスプログラムも盛んにおこなわれています。ありがたいことに、この流れは日本にも広がりつつあり、パーキンソン病に特化したフィットネスプログラムが見つかりやすくなってきています。その運動内容で特に大切なポイントは、心拍数があがり少し息が上がるくらいの強度は必要です。近くに通える場所が無い場合などは、早歩きを取り入れるとかジムでバイク運動を取り入れるなどもよいかと思います。

他の人はパーキンソン病とどう向き合っているの?

パーキンソン病と受け入れるのにとても時間がかかる人と、どうにかしなくてはと直ぐに行動出来る人がいます。その中でやはり一番大切なのは、一人ではないと感じれる事です。自分の病気の事を話せる家族や友達がいたり、パーキンソン病友の会やカウンセリングを利用される人もいます。若年性やパソコンが得意な方はSNSでのオンライングループなどにも参加されています。

若年性パーキンソン病の会もあるのでしょうか?

パーキンソン病はやはり65歳以上になると罹患率があがるため、友の会なども高齢の方が多くなっています。しかし60歳以下でもパーキンソン病と診断された方のために、若年性パーキンソン病の会はあります。仕事で参加出来ない方も多いので、オンラインでの会も存在しています。