
「痛み」に関する感覚症状が、過小評価され見逃される事が多いようです。
しかし、パーキンソン病で痛みを訴えるケースはなんと75%以上だという統計があります。
そこで、主な痛みをタイプ別にすると
1.筋肉痛や関節炎
2.ジストニアに伴う筋痙攣による痛み
3.アカシジア
(じっと座っていられない、下肢が絶え間なく動くような感覚障害の状態)
→Off 時の痛みや不快感
4.中枢神経からくる痛み
パーキンソン病で障害される大脳基底核は痛覚を統合する機能をもっているので、ドパミンによる運動障害だけでなく、痛みにも大きく関連している。
痛みの部位で最も多いのは下肢の痛み(37.9%)、部位の特定できない痛み(20.8%)、肩の痛み(19.1%)、腹部の痛み(5.7%)
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