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WPC 2019アートウォークの説明

WPC 2019アートウォークとは、絵画、歌、ダンス、音楽などのアートのイベント会場です。アートや創造性は精神を高めたり、勇気をくれたり、病気の事を忘れて楽しい時間を過ごす事が出来ます。だからこそWPCではアートや創造性を大切にしています。

 

折り紙:パーキンソン病プロジェクトの願い

若年性パーキンソン病患者3人により企画された、思いのこもった感動的な作品であり、素晴らしい現代アートです。500人以上のボランティアが1,800時間かけて15,000羽の折り鶴を折り、糸をとおしました。鶴たちは39カ国から希望と共にやってきました。そして、折り鶴を通して「もっと多くの人にパーキンソン病を理解して欲しい」と願っています。

 

ダンス&ビデオ:PD 「鶴の舞」ダンスプロジェクト

このスペースでは、PDスペシャルプロジェクトダンス「鶴の舞」を完成させるまでのビデオを閲覧出来るようになっています。世界中から折り紙に込められた希望に共感したダンサー達が、作成途中に見せる、ステージ外の顔など、貴重な動画もご覧いただけます。このプロジェクトはUSワールド製薬とブリタニア製薬の支援を受けています。

 

詩:俳句

俳句は日本では17世紀に始まった日本語の典型詩です。 2018年WPC俳句大会がきっかけで始まりました。今回皆さんにも是非、参加いただきたいと思います。

 

写真展:Face パーキンソンと共に 

WPC2016から始まったこの企画は数カ国から、それぞれの地域を代表する40人の写真を展示しています。彼らはパーキンソン病患者、家族、介護者、医師、研究者、看護師、セラピストなどの人々です。WPCはより良い治療法の為、専門別ではなく、異なる分野の人達が一同に集まりテーブルを囲み話しあえる事を前提に始まりました。この写真展はそのコミュニティを代表するメンバーで、世界で活躍するパーキンソン病チームを写したものです。

 

陶芸:リガー・ビータ

陶芸(英: Pottery)とは、粘土をこねて焼成することにより陶磁器をつくる技術のことです。ティナ・ゲプハートは若年性パーキンソン病でありながら熟練した陶工でもあります。彼女が作品にのめり込むにつれ、作者と作品自体が融合し、硬い陶器に柔らかさを感じる作品になっています。彼女が参考にした作品は美濃(日本)、高麗(韓国)、硬質陶器(米国)や益子焼と縄文土器(日本)と言われています。

 

音楽&ムーブメントパフォーマンス

イベントホールのWPCシアターでは、毎日、音楽などのパフォーマンス公演が見られます。世界中からやって来たPDコミュニティ(パーキンソン病に関わる人々)の才能のあるアーティスト達が、音楽や歌、ダンスなどのパフォーマンスを披露します。