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Reikiと霊気

同じヒーリングなのに、Reikiと聞くと海外からのヒーリングなのかな?と感じるのに「霊気」と聞くと怪しい?と感じるのはなぜなのでしょうか? 

やはり全てはマーケティングが基本となっているのかもしれません。それというのも、昔は「ヨガ」をしていると言うと、なんだかマニアックな怪しい人。。。のような感じがあったのに、今ではハリウッドセレブもするYogaに変身。そしてYogaをしている人と言うと、なんだかオシャレな感じがします。同じ身体にいいことをしているのに、なんでこんなにも受け入れられ方が違うのでしょうか??時代の流れ??

 

そう考えると、今後「Reiki」を耳にする事は増えるかもしれません。アメリカではとくに西洋医学だけではなくもっと体全体にもアプローチをする「ホリスティック」が必要だと考える流れになっています。もちろん西洋医学の知識や技術は必要です。ただ、それだけではなくエネルギーや食事・運動といった考えがあるので、東洋医学のアプローチもすごくみなおされています。その中の一つとしてReikiも注目されているのです。ではそのReikiって一体なんでしょう?

レイキ(靈氣、霊氣、霊気)・レイキヒーリングとは、日本発祥の民間療法です。そして英語表記「Reiki」の起源は日本の「霊気」「靈氣」です。霊気の発祥当時、大正11年頃「霊」という字は 「最も優れたもの」という意味で使われていたようです。霊峰富士も同じ使われ方で、最も優れた山という意味のようで、霊気ももっとも優れた気という意味合いがあったようです。

その、霊気は弟子らによって欧米に広められ、現在では「Reiki」として世界中で知られてたようです。オックスフォード・イングリッシュ・ディクショナリー(イギリス)「Reiki」= “universal life energy”と紹介されています。 イギリス・ドイツ・オランダ・オーストリアでは、医療保険が適用されており、医療補助の対象となっている国もあるようです。霊気創始者の臼井氏は、人は最終的に、「大宇宙の自然法則と、小宇宙である自分との精神が常に統一され、一体とならなければならない」という事を、特に大切に教えられたそうです。

 

日本人にはどうしてもレイキの「霊」が幽霊のようなイメージもあり、なんだか怪しく聞こえてしまいますが、大正時代は治療家の事は「霊術師」と言われていたようなので、時代の背景を考えても、その事態に「霊気」とネーミングしていても怪しいものではなかった事がわかります。

今の時代を考えると「霊気」よりも「Reiki」の方が受け入れられやすいのかもしれませんね。

 

 

 

宇宙にしてもカラダににしても、まだまだ科学では証明できない事ばかりです。だから、論文では立証されない、または、立証される時間を待つよりも、自分の身体にいいかな?って思える事はトライしてみる価値はあると思います。確かに世間には色々怪しいな~と思える治療法も沢山あります。でも、法外な値段でなければ自分の身体の感覚や声を聴くのも大切だと思います。