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WPCで共通していた内容

世界パーキンソン病学会の先生方の話して共通していたのは「運動はとても大切」という事です。英語でも「Exercise is Medicine!」と多くの先生が話していました。 さて、ここで言う「運動とは??」

もちろん、普段みなさんがされている運動の事です。その中にはもしかしたら、散歩、ストレッチ、太極拳、卓球、ゴルフなど様々だと思います。もちろん、運動にはそれぞれ大切なポイントがありますし、違いがあるのもまた大切です。

その中で一番ポイントとして大切と話していたのは「有酸素運動」です。有酸素運動とは少し息が上がる事がある運動です。ですので、ストレッチやヨガは有酸素運動の面でみると少し弱いですよね。でも、ストレッチのポイントではPDの症状改善のためにはとても大切な運動ですよね。太極拳やその他の運動もバランスや反射・コーディネーションなど沢山素晴らしい要素があります。ですので、ここでお伝えしたいのは今行っている運動に少しだけ「早歩き」の時間をつくる。

様々な研究論文の共通しているのは「1週間のトータルで2.5時間の有酸素運動が効果的」なのだそうです。ですので、今もし散歩を日課にされているのであれば、早歩きの時間を少し入れたり、クラスに通われているのであればクラスに向かう時間や駅に向かう時間など少し早歩きをプラスするだけでもかわります。