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腸から見直すパーキンソン病

 本日9月23日U60の主催する医療講演会に参加してきました。刀根山病院元院長の佐古田三郎先生による「パーキンソン病を腸から治す」という演題で、腸内環境の大切さや、普段口にする食物の大切さについてお話されました。

 
腸内に住み私達に様々な影響を与える腸内細菌は、重さにすると人体最大の臓器肝臓よりも重く、正に第6の臓器と称しても過言ではない。
パーキンソン病ではドパミンを摂りますが、腸内の細菌の一部は、ドパミンが大好きで吸収の邪魔をする。
チーズや乳製品は腸内でドパミンの吸収を阻害する腸内細菌を増やしてしまうので、なるべく避けた方が良いとのことでした。
野菜からは、食物繊維だけでなく、ファイトケミカルと呼ばれる植物が生き延びるために作る化学物質やポリフェノール(抗酸化作用が強く、活性酸素などの有害物質を無害な物質に変える作用があり、動脈硬化など生活習慣病の予防に役だつ)が摂れるので、旬の野菜を摂ることが大切。
 
調理法では、
ぐつぐつ煮る
天日干し
ぬかみそに漬ける
などを野菜にストレスをかけることでポリフェノールが増す。  
 
食事、睡眠、運動は大切と話されていました。