
「デバイス治療」なんだか小難しいタイトルですが、なんと2019年9月になんと順天堂大学医学部附属順天堂医院に新しく「デバイス治療(DAT)専門外来」が開設されていたようです。DATとはDevice Aided Therapy(ディバイス・エイディド・セラピー)と言われ、電極・ポンプなど様々な補助器具を利用した治療法とイメージしてもらえるとわかりやすいのかもしれません。なぜこのようなDAT治療がパーキンソン病に必要になってきたかと言うと、薬だけの治療では限界があることや、テクノロジーが発達し今まで出来なかった治療法が可能になった事が大きと思います。そう考えると、現時点では完治方法はまだないのかもしれませんが、症状を上手にマネージしながら生活の質を維持・向上させるための研究は日々進歩しています。
その最先端なDAT専門外来を担当するのは大山彦光医師です。大山先生は2019年に京都で行われた世界パーキンソン病学会にも登壇されたり世界中で発表したりと忙しいなか、新しい取り組みもされているバイタリティあふれる先生です。先生の専門外来では脳神経内科だけではなく脳神経外科、消化器外科、精神科、臨床心理士、看護師やリハビリスタッフとチームとしての医療を展開されています。先生は取材で「パーキンソン病に対するデバイス治療は日々進歩しています。その中で、その患者さんにとって最適な治療を選び、確実に行っていきたい。その体制がここには整っています」と言われていますので、まさにドリームチームですね。
詳しいインタビュー記事のリンクはここをクリック(夕刊フジWeb版)
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