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パーキンソン病:歩行改善のヒント

前回のオーコーナーさんの本を参考に、今回は歩行改善に役に立つヒントを紹介します。五感刺激をメインにテニスボール、手指のプレッシャー、目印にその他のアプローチの方法と色々な方法を説明してみます。是非ご自身に合う方法を見つけて下さい。


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コメント: 1
  • #1

    えっちゃん (水曜日, 09 9月 2020 22:02)

    いつも役に立つ情報をありがとうございます。
    私はこんな方法で、歩行が改善された。私の場合を聞いてください。

    病歴8年になります。
    当初は左手人差し指の振戦、左足のすり足、左手がほとんど振れていないという状態で、ロボットのような歩き方でした。ごく初期の頃、未だ介護申請、特定疾患の申請をしていない頃のことですが、
    私は何故か?スポーツジムに行って、パーソナルトレーナーについてもらって、私の症状に合った運動がしたかった。私の担当になったトレーナーは、パーキンソン病の方を今まで何人か担当してこられたようで、そしてブラスアルファ、私の個性に合った指導をしてくださいました。相性が合ったということになります。
    坂井コーチが言われていたように、私のトレーナーも120~130位のテンポの曲ばかりが入っているCDを、私のICレコーダーに入れてくださり、いつも私はイヤホンで音楽を聞きながら歩いていました。特に歩く練習の時は、スポージムの施設の中にある(エアロビクスやヨガをする)スタジオが空いている時間に、トレーナーと私が(四面鏡貼りになっている)スタジオの中を、何度も何度も四角くぐるぐると歩きました。私は自分の歩いている姿を見ながら、左足がカカトから着地していないことが見え、必死に左足のつま先を上げようと意識して歩く。左手が振れていないことも誰かに注意される訳ではなく、自分で気付く→自分で意識して手を大きく振る。この歩行練習を何回したかわからないほど、くる日もくる日も練習しました。
    いつ、身に付いたのか? 気がつけば、背筋が伸びた姿勢で、大股でカカトから着地出来るようになっていた。手も少し意識するだけで大きく振れるようになっていた。

    「私、まるでモデルさんのような歩き方が出来る!」

    オフになりかけた時の対策としては、壁に向かって両手を上げて背伸びを5秒✖️5セットすると、縮みかかった体が伸びて、10メートル位は綺麗な姿勢で歩ける。

    現在、しんどい部分もありますが、歩行に関しては、パーキンソン病とは思えないくらい(自分では)カカトから着地が身に付いたと思っています。それは、たぶん(誰かにできない点を指摘される訳ではなく)鏡に映った自分を見て自分で気付くから良かったのだと思っています。